メモ - WinXP再認証
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2003.11.6

Q: XPの再インストール時に認証を回避する方法を教えて!

A: Windows XPは,不正コピーなどを防ぐ意味から,インストール後にマイクロソフトからの認証(プロダクトアクティべーション)を

 受けないと,30日間で使えなくなってしまう。一度認証を受ければ,マシン構成に大幅な変更がない限りは再認証の必要がない仕組みだ。

 しかし,Windows XPが不安定になったなどの理由で再インストールした場合,認証の記録も消えてしまうために,仮にマシン構成が変わって

 いなかったとしても,認証作業をやり直さなくてはならない。これでは面倒だ。


 認証の内容は,「wpa.dbl」というファイルに記録されている。このファイルをバックアップしておき,再インストール時に元に戻せば,

 再認証しなくてもいいのだ。このwpa.dblは,WindowsフォルダにあるSystem32フォルダ内にある。これをフロッピーディスクなどにコピー

 してバックアップしよう。バックアップをとってから,Windows XPを再インストールする。再インストール後に[F8]キーを押して,

 Safeモードで起動しよう。そこで,先ほどバックアップしたwpa.dblを元の場所に上書きコピーする。これで再起動すれば,再認証の必要は

 なくなるのだ。なお,Safeモードでこの作業を行うのには理由がある。wpa.dblはシステムファイルなので,通常起動した状態で上書き

 コピーしても,自動修復機能が働いてしまい,デフォルトに戻ってしまうのだ。


※なお,これはあくまでもマシン構成が変わらない場合だけ有効な方法。ドライブ構成などを変更した場合は,再認証を受けよう。

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http://kank.o.oo7.jp/2016/memo/20031106.html

初版:2005.6.25
更新:2005.6.27(一部改良)
更新:2013.7.2(リニューアル)
更新:2016.8.17(リニューアル)